カボチャスイーツが美味しい季節になって来ました。以前「ロロンカボチャ」というカボチャに出会い、大好きなベイクドチーズケーキを作りました。
今度は「バターナッツカボチャ」が手に入ったので、これを使ってパンプキンプリンを作ります。
目次
バターナッツかぼちゃについて

「バターナッツカボチャ」はひょうたんのような形が特徴的なカボチャで、バターのようななめらかな食感とナッツのような甘みがあります。
繊維質が少なく、とろみが付きやすいのでポタージュスープなどに向いています。また、えぐみが少ないので生食も可能で、薄切りや細切りにしてサラダに入れて食べることもできます。ひょうたん型の下の部分は特に甘みが強いので、スイーツ作りに向いています。
今回はこのバターナッツカボチャの下の部分を使って、パンプキンプリンを作ってみました。
プリンはたまに作りますが、いつもカラメルソース作りを省いてしまいます。今回は濃厚で甘いかぼちゃプリンにほろ苦いアクセントを加えたかったので、久しぶりにカラメルソース作りにも挑戦してみました。
残念ながらカラメルソースは失敗してしまいましたが、プリンは美味しくできたので、よかったら最後までご覧ください。
材料(15cm丸型・底が取れないもの)
カラメルソース
- グラニュー糖またはきび砂糖 60g
- 水 大さじ1
- 熱湯 大さじ1
プリン液
- かぼちゃ 正味250g
- 卵 4個(約200g)
- きび砂糖 65g
- 牛乳 270g
- 生クリーム 100g
- ラム酒 小さじ1
- シナモン 小さじ1/4
- バニラエッセンス 少々
作り方
カラメルソース
- 小鍋に砂糖と水を入れ、鍋を揺すってなじませます。
- 中火にかけ、鍋を動かさずに煮詰めます。全体が濃いきつね色になったら火を止めます(失敗しないための注意点は後述しています)。
- 熱湯を少しずつ加えます。はねるので、火傷をしないようにミトンを使ったり、顔を近づけないように気をつけてください。
- 軽くとろみが付いていたら型へ流します(固すぎる場合は少しお湯を追加したり、サラサラの場合は少し煮詰めて調整してください)。型を傾けて底全体に広げ、冷蔵庫で冷やしておきます。



私は今回きび砂糖・黒い鍋を使ったことで焦げ具合の見極めが難しく、早い段階でお湯を入れてしまったので、カラメルソースというよりシロップに近いものになってしまいました。これを見てくださった方が失敗しないよう、私も次回は成功できるよう、改善点を後半にまとめています。
かぼちゃの下ごしらえ
- かぼちゃは種とわたを取り、大きめに切ります。
- 600Wの電子レンジで4〜6分加熱します。
- 竹串がすっと通るまで柔らかくします。
- 熱いうちに皮から実を外し、正味250gを量ってフォークでつぶします。
プリン液
- 鍋にかぼちゃ、牛乳、生クリーム、砂糖の一部(大さじ1くらい)を入れます。
- 中火にかけ、沸騰させないように気をつけながら、鍋肌がふつふつするまで温めます。
- 火を止め、ハンディブレンダーまたはミキサーでなめらかにします。
- ボウルに卵を割り入れ、泡立てないように静かに溶きほぐします。
- 残りの砂糖、シナモン、ラム酒、バニラを加えます。
- 温めたかぼちゃ液を少しずつ加え、その都度よく混ぜます。
- こし器で2度こし、表面の泡をスプーンで取り、カラメルを入れた型へ静かに流します。








オーブンで焼く
- オーブンを150℃に予熱します。
- 天板に型を置き、50℃程度のお湯を型の高さ2〜3cmまで注ぎます。
- 140℃に下げて45〜70分焼きます。(かぼちゃの種類・水分量によって焼き時間が変わります)
- 型を軽く揺すり、中央が軽く揺れる程度で大きく波打たず、表面に弾力があれば焼き上がりです。
- 粗熱を取り、冷蔵庫で半日から一晩冷やします。
しっかり冷えたら型の内側をナイフなどで一周してプリンを型の側面から外し、お皿を被せてひっくり返して完成です。



生クリームが100ml余るので、ホイップして盛り付けの時にトッピングするのもおすすめです♪

焼き時間について(水分量による違い)
140度という低めの温度で長時間焼くことで、なめらかでクリーミーな食感になります。通常のかぼちゃプリンのレシピでは140度の場合45分から50分が目安となっていますが、今回は水分量の多いバターナッツカボチャを使ったこともあり、50分では全体的に大きく波打っていてほぼ液体状態でした。
5分ずつ追加しながらトータル70分でやっと中心あたりが軽く揺れる程度になり、竹串に生地がつかなくなりました。結果的になめらかな食感に仕上がったので、焼きすぎでもなく70分が今回のベストでした。
使用するカボチャの水分量によって焼き時間が大きく変わるので、普通のカボチャの場合は45分を過ぎたあたりから、バターナッツの場合は55分あたりからオーブンの中の様子をチェックして、軽くゆすった時の揺れ具合、表面の弾力具合、竹串に液体が付くかどうかで判断してください。追加で焼く場合は、上にアルミホイルを乗せると表面が固くなるのを防げます。
カラメルソースを上手に作るコツ
きび砂糖を使うとコクがあって優しい甘さに仕上がるので、基本的にお菓子作り・料理にはきび砂糖を使うことが多いのですが、きび砂糖を使ったカラメルソースは、白い砂糖を使うときよりも焦げ具合の見極めが難しく、コツがいるなと改めて思いました。さらに黒い鍋しか持っていなかったので、そこもさらにハードルを上げたようです。
明るい色の鍋・白い砂糖を使う方が失敗しにくいかもしれませんが、きび砂糖・黒い鍋でも失敗せずに作れるコツとしては、色だけでなく香りと泡にも注目すると良いようです。
- 全体的に濃いきつね色になる
- 泡が大きい泡から細かい泡に変わる
- 焦げる直前の香ばしい香りがする
この3点が確認できてからお湯を入れて色止めをする(油断するとあっという間に焦げてしまうので注意)というのを気をつけて、近いうちにリベンジしたいと思います。
食べてみた感想

カラメルソースは失敗してしまい、甘いシロップがかかっているだけになってしまいましたが、その分トッピングのホイップクリームを無糖にしたことで少し調整できました。
肝心のカボチャプリンの味は…大満足でした。牛乳だけでなく生クリームも使い、手間をかけて2回濾して、低温でじっくり焼いたことで、濃厚で驚くほどなめらかな口どけになりました。ほんのり香るラム酒とシナモンも高級感が出ていて、家族にも大好評でした。
保存方法
冷蔵庫で2〜3日を目安になるべく早めにお召し上がりください。
おすすめの道具
型
15cmの丸型に合うレシピですが、私は底とれタイプしか持っていなかったので、今回は20cm×15cm×7cmのIKEAのガラスコンテナを使ってみました。
濾し器
かなり目の細かい濾し器なので根気よく濾す必要がありますが、お店レベルの口当たりになるのでおすすめです。
ブレンダー
最近買って愛用中のブラウンマルチクイック7です。濾す前の段階でもかなりなめらかに攪拌されました。
気になること、まとめてみました
Q. 生クリームなしでも作れますか?
A. はい、作れます。さっぱりした味わいの素朴なプリンができます。
Q. ブレンダーやミキサーがなくても作れますか?
A. はい。ブレンダーなどを使う代わりに、かぼちゃを下ごしらえでつぶす段階で一度裏ごししておくと良いです。つぶすだけにして、あえてかぼちゃの食感を残しても美味しくなると思います。
Q. ラム酒やシナモンはなくても作れますか?
A. はい、バニラエッセンスだけでも美味しく作れます。量もお好みで調整してください。
Q. 小さいプリンカップでも作れますか?
A. はい。小分けにした場合は焼き時間が短くなります。140度のオーブンで40分たった頃から中の様子をチェックして、同じように揺れ具合などで判断してください。
まとめ

少しずつ涼しい日が増えてきて、芋・栗・かぼちゃ・リンゴなど、秋の味覚を使ったスイーツ作りがこれからどんどん楽しくなっていきそうです。
次回は今回のカボチャの余りを使ってパンプキンスパイスラテを作ったお話をご紹介する予定です。お楽しみに♪
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