水槽でポトスを育てる|百均カップとフックで作る、縁付き水槽用ホルダーDIY

水槽でポトスを育てる

はじめに

熱帯魚を飼い始めてから、水槽のレイアウトの参考にいろいろな方のインスタグラムを見るようになりました。そこで目にとまったのが、水槽の上で観葉植物を育てている人たちの発信です。水槽のふちからポトスの葉が垂れ下がり、透明な水の中に白い根が伸びている姿がとてもきれいで、ぜひやってみたいと思いました。

ただ、我が家の水槽は、ふちにプラスチックの枠が付いているタイプで、物をひっかけにくいのが悩みでした。そこで百均のアイテムを組み合わせて、ポトスを掛けるホルダーを手作りしてみました。

この記事では、ホルダーの作り方と、水槽でポトスを育ててみてわかったことをご紹介します。

水槽でポトスを育てるメリット

水槽の上でポトスを育てることには、こんなメリットがあると言われています。

水槽上部の水耕栽培のポトス
  • 水槽の水で育つ:魚の糞などから出る栄養分を吸って育つので、水耕栽培用の液体肥料を使わなくても育ちます
  • 見た目が華やかになる:水槽の上にグリーンが加わり、水の中の根もレイアウトの一部になります

水質をきれいにする効果もあると言われますが、我が家の場合は量も少ないので、実感できるほどの変化はありません。水質管理はあくまでフィルターと換水が中心で、ポトスは「楽しみのプラスα」だと思っています。

ポトスの準備

ポトスは丈夫で育てやすく、水でもよく育つので、水槽で育てる植物として人気です。我が家では、「ゴールデン」と「ライム」の2種類の苗を水槽に挿しています。

① ポットから出して、根についた土をやさしく落とします。
② 根を水でよく洗い、土を残さないようにします(土が残ると水槽の水を汚してしまうため)。
③ 株をほぐして、2種類を組み合わせます。

土をほぐすときや根の間に残った土を洗い流すときはピンセットや竹串などを使うと細かい根が傷つきにくいです。

水槽に入れたのは、合わせて1苗分くらいの量です。残った分は小瓶に水挿しして、水槽のまわりに飾っています。

小瓶などにさして部屋の色々な場所に飾っています

ポトスの葉や茎、樹液は、犬や猫、小さなお子さんが口にすると有害とされています。ペットや小さなお子さんがいるご家庭では、手の届かない場所に置いてください。また、園芸店の苗は、育てる過程で農薬などが使われている場合もあると言われています。根はよく洗い、エビなど薬剤に弱い生き物がいる水槽では、特に注意してください。

【DIY】縁付き水槽にポトスを掛けるホルダー

水切りカゴを諦めた理由

ダイソーの水切りカゴ
ダイソーの水切りカゴ

最初は、百均の小さい水切りカゴを水槽のふちに掛けて使おうと思っていました。ところが、我が家の水槽はふちにプラスチックの枠が付いているタイプです。枠のないシンプルなガラス水槽と比べて厚みがあり水切りカゴのフックが掛かりませんでした。太めのワイヤーを曲げてホルダーを作ってみようとしましたがこれもまたうまく掛からず断念。

いろいろ試した末に落ち着いたのが、小さなプラカップと幅の広いフックを組み合わせる方法です。

材料(3つで300円ほど)

材料購入先ポイント
プラカップ(小さめのサイズ)百均底をくり抜いてポトスを挿す
幅の広いフックもともと家にあったもの(百均)キッチンの引き出しに掛けて、ビニール袋などを引っかけるタイプ
防水タイプの両面テープセリアのクロコダイルグリップなどカップとフックをくっつける(付け直せるので調整が可能)

作り方

① プラカップの底面をカッターなどで切り取って筒状にします。
② フックの内側に両面テープを貼り、カップの側面をくっつけます。
③ フックを水槽のふちに掛けます。
④ カップにポトスを挿し、根が水に浸かる高さを確認します。

工程はこれだけです。家にあるものと百均のアイテムで、すぐに作れました。セリアのクロコダイルグリップは強力ですが剥がして付け直すこともできるので、うまく根が水に浸からなかったり高さが合わない場合はちょうどいい位置に付け直して調整できるのがメリットです。

手作りポトスホルダー
根の伸び具合で高さを調整

両面テープは、水気やポトスの重さで外れて水槽に落ちてしまわないか、最初のうちは様子を見ると安心です。

水槽の蓋の加工

水槽専用の蓋には、フィルターやコードが当たらないように、四角い穴が何か所かくり抜かれています。我が家では、その穴の開いている位置に合わせてポトスを掛けているのですが、穴が少し小さくて、蓋を開け閉めするときにひっかかってしまって扱いづらかったので、穴をカットして拡張してみました。熱したカッターで溶かしながら切ったのですが、蓋はかなり固くて大変だったうえに、危ない作業でした。

この方法はあまりおすすめしません。熱したカッターで切ると、やけどの危険があるだけでなく、プラスチックが溶けるにおいも出ます。蓋を加工するなら、プラスチックカッターやはんだごてなど、専用の道具を用意した方が安全です。また、穴を広げると魚が飛び出す隙間になることもあるので、ホルダーでふさぐなど注意が必要です。

蓋自体を使わないという選択肢もあり、実際そうしている人も多いようですが、蓋がないと魚が飛び出したりほこりや異物が入ったりする心配があります。我が家では、エサやりや掃除のとき以外は、基本的に蓋を閉めています。

日々の管理

根はしっかり水につける、茎部分はなるべく水に浸けない

根は最低でも8割以上(全部でも大丈夫です)が水に浸かるようにして、茎は浸からないように気をつけています。茎が常に濡れていると腐敗の原因になります。

水槽に入れて、早ければ10日くらいで新しい白い根が出てきます。1ヶ月半くらいすると根が全体的にわさっとしてきて水槽の底につきそうなくらい伸びるので、我が家は水槽掃除のタイミングでたまにカットしてあげます。

伸びた茎と葉が水槽の横の方に垂れ下がってくる、ポトスならではの姿を見るのが楽しみなのですが、もう少し時間がかかりそうです。それでも、毎日見ているとちょこちょこ可愛い新芽も出てきていて、日々成長しているのがわかるので、焦らずに楽しみたいです。

葉水は電源に気をつけて

葉には、こまめにスプレーで葉水をしています。水槽のまわりには照明やフィルターのコードがあるので、電源部分に水がかからないように注意しています。

水槽の管理で困ったことは特になし

根がときどきちぎれて、浮いていたり底に沈んでいたりすることはあります。でも、それでフィルターが詰まることはありません。魚が根をつついていることもありますが、それで根が傷むこともありません。

ポトスが原因で水槽の管理が大変になったことは今のところ特にありません。気軽に試せるのも、ポトスの良いところだと思います。

ここから観葉植物にハマりました

水で植物を育てること自体は初めてではありません。庭のヘデラをときどきカットして部屋で水挿しにして庭でも家でも無限に増やしたり、色々な植物を挿し木で増やしたりしていました。

それでも、水槽にポトスを掛けてからは、自分でも驚くほどのスピードで観葉植物にハマっていきました。

水槽のレイアウトの参考にインスタグラムを見ていると、熱帯魚と一緒に観葉植物を育てている人がとても多いことに気づきました。水槽の中での水耕栽培だけでなく、水槽のまわりにも上手にグリーンを飾っていて、それが本当におしゃれなのです。観葉植物の多くは熱帯魚と同じく暖かい地域の植物なので、自然になじむのかもしれません。

アクアリウムと観葉植物
アクアリウムと観葉植物(イメージ)

今までの私の興味は、庭でのガーデニングや色のあるお花が中心でした。それが、ひと月前まではまったく興味のなかったグリーンにこんなに惹かれるとは、自分でも驚いています。今ではリビングで20種類以上の観葉植物を育てています。

正直に言うとその分、庭の作業は少しお休み状態です。猛暑で庭に出る回数が減ったり、ラティスフェンスを買う踏ん切りがつかなかったりしているうちに秋が来て、毎年近くの森から飛んでくる落ち葉の掃除も追いつかず…。

その代わりに、熱帯魚と観葉植物に熱中することで部屋で過ごす時間がずっと楽しくなりました。水槽の背景の壁を百均の壁紙できれいにしたり、植物が映えるように部屋を片付けたりと、熱中する場所が庭から部屋へ移った感じです。庭の植物のお手入れは続けているので、改造計画はまた気持ちが向いたときに再開したいと思います。

北欧風ガーデン

育てている観葉植物の紹介は、次の記事でまとめる予定です。

リビングの観賞植物
我が家のリビングの一部の観賞植物

気になること、まとめてみました

Q. ポトスは魚に害はありませんか?
A. 我が家では、根がちぎれて浮いたり沈んだりすることはありますが、フィルターが詰まることも、魚が体調を崩すこともありませんでした。ただし、園芸店の苗には農薬などが使われている場合もあると言われているので、根はよく洗ってから水槽に入れてください。

Q. ポトスは、ペットや小さな子どもがいても大丈夫ですか?
A. ポトスの葉や茎、樹液は、犬や猫、小さなお子さんが口にすると有害とされています。手の届かない場所に置くなど、注意してください。

Q. ふちにプラスチックの枠がない水槽でも使えますか?
A. 枠がない水槽なら、もっと薄いフックでも掛けられると思います。水槽のふちの厚みに合わせて、フックを選んでください。

まとめ

  • ふち付きの水槽でも、百均のカップと幅の広いフックでポトスを掛けられる(3つで300円ほど)
  • 茎は水に浸けない
  • 葉水や蓋の加工は、電源やケガに気をつけて
  • 水槽の管理で困ることはほとんどなく、気軽に試せる

水槽の上の小さなポトスが、私にとっては観葉植物の世界への入り口になりました。ポトスが長く伸びて、水槽の横に垂れ下がってくるのを楽しみに育てていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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あるぱか
関東郊外の戸建てに住む40代主婦、2児の母。外食より手作り、業者より自分で。お金をかけずに「できた!」を積み重ねる暮らしの記録です。料理・DIY・ハンドメイド・家電メンテなど、素人目線でやってみたことをそのまま書いています。