いつもは湯せん焼きのベイクドチーズケーキやそれをベースにしたアレンジばかり作ってきたのですが、今回は初めてバスクチーズケーキに挑戦してみました。
高温で一気に焼き上げるバスクチーズケーキ、焦げたり中が生焼けにならないか少し心配しながらの挑戦でしたが、美味しくできました。照りっとしたこげ茶色の外側はほんのり苦みがあり香ばしく、中はとろっとなめらかな口どけになるのが特徴です。今回はさらに、断面をクリームブリュレ風に仕上げるアレンジにもチャレンジしたので、あわせてご紹介します。


目次
材料(15cm型1台分)
【チーズケーキ生地】
- クリームチーズ 200g
- 砂糖 60g
- 卵 2個
- 生クリーム 200ml
- 米粉 大さじ1
- レモン汁 小さじ2
【お好みで】土台(なくてもOK)
- ビスケット 60g
- 溶かしバター 30g
【クリームブリュレ風アレンジ】
- グラニュー糖 適量
💡18cm型で作る場合は、材料をすべて1.5倍ほどに増やすのが目安です。焼き時間は+5~10分くらいですが、オーブンや材料の温度によって違ってくるので、焦げ目や生地の状態を見ながら判断してください。
作り方
① 下準備
クリームチーズ・卵・生クリームは、あらかじめ常温(20℃前後)に戻しておきます。クリームチーズが冷たいまま混ぜると、なめらかにならずダマの原因になるので、ここは省略しないほうが安心です。オーブンを250℃に予熱しておきます。
② 型にクッキングシートを敷く
いつもは型に合わせて丁寧にカットして敷いていますが、バスクチーズケーキらしく今回はクッキングシートを水で濡らしてクシャッと丸め、軽く水気を切ってから型に敷き詰めました。
③ 土台にビスケット生地を敷く(なくてもOK)
ジッパーバッグにビスケットを入れて砕き、溶かしバターを加えて揉み込みます。型に入れてコップの底などで押し固めるように敷き詰め、冷蔵庫で冷やしておきます。

本来のバスクチーズケーキはビスケットの土台を使わないのが主流なようですが、今回はビスケットが家にあったのと、子供たちが土台付きが好きなので使いました。
③混ぜて焼くだけ
クリームチーズ→砂糖→卵→生クリーム→米粉→レモン汁の順に、その都度なめらかになるまで混ぜ合わせていきます。生地を型に流し入れたら、250℃のオーブンで25分焼いたあと、210℃に下げてさらに5分焼きます。




💡 焼き上がった直後は、中心がふるふると大きく揺れて不安になりますが、バスクチーズケーキの場合はこれが正常のようです。冷えていく過程で少しずつ落ち着いていくので、この時点で「生焼けかも」と焼き足す必要はありません。材料を室温に戻さずに作った場合は生焼けの可能性もあるので、そこだけ気を付けると安心です。心配な場合は中心に竹串をさしてみて何もつかなければOK、ドロッとした生地が付く場合は5分~追加で焼いてください。
冷蔵庫で一晩冷やす
粗熱が取れたらラップをして、冷蔵庫で一晩しっかり冷やします。ここでひと呼吸置くことで、なめらかな食感に仕上がります。
【やってみたかったアレンジ】断面をクリームブリュレ風に





すでに香ばしい焼き目が入ったバスクチーズケーキですが、SNSで見かけたクリームブリュレ風アレンジが美味しそうだったので試してみました。
一晩冷やしたケーキをカットします。包丁を温めてから切ると綺麗な断面になります。切り口にグラニュー糖をまぶし、バーナーで炙ります(グラニュー糖がなかったので上白糖でやりました)。固まった表面をフォークで軽くたたくとコンコンと音がして、さらに押すとパリッと割れてクリームブリュレのように仕上がります。
生地外側の香ばしさ、焦がした砂糖のほろ苦い甘さとパリッとした食感、なめらかなで濃厚なチーズケーキのコントラストが、いつものチーズケーキとはまた違う特別な味わいです。切り口を炙るだけなので、思ったより手軽に楽しめるアレンジです。バーナーがない場合はスプーンを火にかけて熱くしてから砂糖部分にあてると同じように焦がすことが出来ます。
バスクチーズケーキのよくある失敗原因
今回はうまく焼けましたが、調べてみるとバスクチーズケーキにはいくつかつまずきやすいポイントがあるようです。
高温で短時間で焼き上げる事で香ばしい焦げ目が付き中はレアに近いなめらかな食感になるのがバスクチーズケーキの特徴ですが、以下が原因で失敗してしまうことがあるようです。
- 材料が冷たいまま混ぜてしまう
- 型に合った分量ではない
- 焼き時間が足りない
- 温度が低い
【材料が冷たいまま混ぜてしまう】
クリームチーズがダマになってなめらかな食感に仕上がらなかったり、正しい温度と焼き時間でも生焼けになってしまう可能性があります。焼く直前の生地全体の温度が20度前後になるように調整しておきます。
【型に合った分量でない】
15cmの型で18cm向けの材料で作った場合は生地の量が型ギリギリになり扱いにくいのはもちろん、高さがありすぎて生焼けになる可能性があります。逆に18cmの型で15cm向けの材料で作った場合は高さが足りないので、焼き過ぎて中がパサついて食感が悪くなる可能性があります。
【焼き時間・温度が低い】
我が家の場合は250度で25分焼いた後210度に下げて5分焼くというレシピが合っていましたが、使用するオーブンのクセや型のサイズによって変わってくることもあります。200~230度の温度設定しかできない場合は5~10分焼き時間を追加してください。
焼き時間に関しては、オーブンによって微妙に変わるので難しいですが、一度作って感覚がつかめれば二回目以降はグッと成功率があがります。
保存方法
冷蔵庫であれば3日程度が目安です。食べきれない分は、1切れずつラップに包んで冷凍庫へ。3〜4週間程度は美味しくいただけます。自然解凍で、冷蔵庫にひと晩置いておくのがおすすめです。
使った道具
今回使った道具をご紹介します。
【15cm丸型(底とれ)】
【ガスバーナー】
バーナーはお菓子作り以外にもあぶり系の料理に使ったり、グラタンやピザの表面のチーズを溶かしたり、一つ持っておくだけでとても便利です。
気になること、まとめてみました(FAQ)
Q. バスクチーズケーキとベイクドチーズケーキ(湯せん焼き)は何が違いますか?
A. 湯せん焼きはじっくり低温で焼くのに対し、バスクチーズケーキは高温で一気に焼き上げます。表面はしっかり焦げ色がつき、中はよりなめらかでとろけるような食感になります。
Q. 焼きたてが生焼けのようにふるふるしていますが失敗ですか?
A. いいえ、正常な状態です。焼き立ては中心が大きく揺れますが、冷蔵庫で一晩冷やすことで落ち着き、なめらかな食感に変わります。
Q. クリームブリュレ風アレンジは省略できますか?
A. はい、省略しても問題ありません。バーナーで炙る工程はあくまでアレンジなので、なくても普通に美味しいバスクチーズケーキとして楽しめます。
Q. 米粉がない場合、小麦粉でも作れますか?
A. はい、小麦粉でも同じ分量で作れます。私は普段、米粉を使うことが多いです。米粉のほうがダマになりにくく、よりなめらかな食感に仕上がりやすいのと、グルテンフリーになるのも個人的に気に入っているポイントです。お好みや手元にある材料で選んでみてください。
まとめ
初めてのバスクチーズケーキでしたが、心配していたよりシンプルに、それでいて特別感のある一品に仕上がりました。混ぜて焼くだけなのに、いつもの湯せん焼きとはまた違う表情のチーズケーキが楽しめるので、ケーキ作りのレパートリーを増やしたい方にはぜひ試してみてほしいです。
焼き菓子つながりでは、キャラチョコデコレーションケーキもよく読んでいただいている記事なので、よかったらあわせてご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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