ハーブを育て始めてからアロマオイルにも興味を持つようになり、今では家中のあちこちでアロマオイルが活躍しています。
植物を育てるよりも手軽に使えて、たった1滴でも香りの効果をしっかり感じられるのがアロマオイルの魅力です。ディフューザーやアロマストーンに垂らすだけでなく、薄めてスプレーにしたり化粧品に混ぜたりと使い方も幅広く、生活のさまざまな場面で活用しています。
今回はお気に入りの精油14種とそれぞれの使い方をご紹介します。

アロマオイルを生活に取り入れるようになったきっかけ
最初に手にしたアロマオイルはラベンダーでした。眠れない夜に試してみたのがきっかけで、自然な香りでこんなに気持ちが落ち着くのかと驚いたのを今でも覚えています。一緒に寝ている小学生の娘たちにも好評でした。
それからハーブへの興味が深まるにつれて、精油についても学ぶようになりました。アロマテラピーの資格取得のためにテキストで勉強した時期もありましたが、受験費用の他に資格を毎年維持するためのコストも気になり、今は資格取得よりも自分の暮らしに役立てることを優先することにしました。
気になる本を手に取って読んだり、実際に試しながら自分なりの使い方を見つけていくスタイルが今の自分に合っているようです。知識よりも「使ってみて好きかどうか」もアロマを楽しむ上で大切だと思っています。
テキストのおかげでアロマオイルについての基礎知識はついたので、読んでよかったと思っていますし、いつかまた必要だと思った時には資格取得にもチャレンジしてみたいです。
アロマオイルの基本と注意点
アロマオイル(精油)は植物から抽出された天然の成分です。人工の香料とは違い、香りを楽しむだけでなく皮膚や粘膜から成分が吸収されて効果を得られるのが特徴です。

【使い方の種類】
- ディフューザーやアロマストーンに垂らして芳香浴
- 精製水やアルコールで薄めてルームスプレーや消臭スプレーに
- キャリアオイル(ホホバオイル・アーモンドオイルなど)で希釈してマッサージオイルに
- ワセリン・ミツロウなどと混ぜてハーブバームに
- 無香料の化粧品やハンドクリームに少量混ぜて
【注意点】
- 原液は刺激が強いので必ず希釈して使う(肌への使用は濃度1〜2%以下が目安)
- 基本的に口に入れることはできない(飲料用アルコールで作ったチンキとは別物)
- 妊娠中・授乳中・乳幼児への使用は注意が必要なものが多い
- 医薬品との併用に注意が必要なものがある(セントジョーンズワートなど)
- 光毒性のある精油(ベルガモット・グレープフルーツなど柑橘系)は塗布後の紫外線に注意
リフレッシュ・気分転換に(ベルガモット・レモングラス・グレープフルーツ)
【ベルガモット】
アールグレーティーの香りづけに使われている柑橘系の精油です。甘すぎない爽やかな香りで、気持ちをリフレッシュしたいときにぴったりです。朝のディフューザーに使うと気持ちよく一日をスタートできます。
💡 光毒性があるため、肌に塗布した後は紫外線に当たらないよう注意してください。フロクマリンフリー(FCF)タイプを選ぶと光毒性の心配がなく安心です。
【レモングラス】
レモンの爽やかさにグリーンが加わったような香りです。気持ちがシャキッとして集中力が高まる感じがします。1滴でも強く香るので量は控えめに。レモングラスとシダーウッドをブレンドしてスプレーにすると衣類の消臭に効果抜群です。
【グレープフルーツ】
さっぱりしているけどレモンほど酸っぱすぎず、ほのかな苦みも感じるおしゃれな香りです。ジャスミン・ローズ・グレープフルーツのブレンドが特にお気に入りで、華やかさの中に爽やかさが加わってとても良い香りです。
💡 グレープフルーツも光毒性があるため、肌への使用後は紫外線に注意してください。
リラックス・睡眠に(ラベンダー・ゼラニウム・クラリセージ・ジャスミン・ローズ)
【ラベンダー】
アロマオイルの入門として最初に試した精油です。毎晩寝室で使っていた時期があり、自然な眠りをサポートしてくれる定番の香りです。庭のラベンダーが元気な時期は生花の香りを楽しめるので出番が少なくなりますが、季節を問わず手元に置いておきたい精油のひとつです。
【ゼラニウム】
ほんのりローズにハーブ調の香りが加わったような、上品で落ち着いた香りです。自律神経や女性ホルモンに作用すると言われていて、最近は毎晩寝る前にコットンに垂らして枕元に置いて使っています。ホルモンバランスが気になる女性に特におすすめしたい精油です。
【クラリセージ】
女性ホルモン・自律神経に作用する精油です。生理前に気持ちが揺れやすい時期に部屋で使うことが多いです。少し独特な香りですが、ラベンダーやゼラニウムとブレンドするととても使いやすくなります。
💡 クラリセージは作用が強いため、妊娠中の使用は避けてください。
【ジャスミン】
ローズと並んで高貴で甘い香りの代表格です。ハンドクリームに混ぜたり、アーモンドオイルなどのキャリアオイルで希釈してマッサージオイルとして使うのが好きです。気分を上げたいときや特別な時間にぴったりの香りです。
【ローズ】
甘く癒される香りで、ハンドクリームに混ぜて使うのが特にお気に入りです。クオリティの高いローズオイルはとても高価なので手が届きにくいですが、少量でも十分に香るので少しずつ大切に使っています。
消臭・抗菌に(ユーカリ・ユーカリレモン・ティートゥリー・ペパーミント)
【ユーカリ】
シャキッとした爽やかな香りで消臭効果も高いです。ティッシュに数滴しみ込ませて生ごみ用のゴミ箱に入れておくと嫌な臭いが気にならなくなります。手軽に使えてコスパも良いので惜しみなく使える精油のひとつです。
【ユーカリレモン】
ユーカリのシャキッとした香りにレモンの爽やかさがプラスされた香りです。トイレ用のアロマストーンに垂らしたり、薄めてトイレ用消臭スプレーにして使っています。市販のトイレ用芳香剤の代わりに天然の香りで消臭できるのがお気に入りのポイントです。
【ティートゥリー】
ユーカリに近いシャキッとした香りで、抗菌・抗ウイルス作用が高いことで知られています。家族の誰かが風邪をひいたときや、風邪が流行る季節に寝室・廊下・玄関でアロマストーンやコットンに数滴垂らして使っています。天然の抗菌アイテムとして我が家では欠かせない精油です。
【ペパーミント】
風邪をひいて鼻が詰まっているときにお湯に数滴垂らすと、スーッとした香りで鼻通りがよくなります。生ごみの消臭にも効果的で、ユーカリと合わせて使うこともあります。清涼感のある香りなので夏場のリフレッシュにもぴったりです。
💡 ペパーミントは刺激が強いため、乳幼児や小さなお子さんがいる場所での使用は控えてください。
ブレンドを楽しむ(ジュニパーベリー・シダーウッドヴァージニア)
【ジュニパーベリー】
お酒のジンの香りづけに使われている精油です。主張しすぎないさりげなくおしゃれな香りで、ブレンドのアクセントとして重宝しています。花系(ローズやラベンダー)や柑橘系(グレープフルーツやオレンジスイート)の精油と相性が良く、またデトックス効果も期待できると言われています。
【シダーウッドヴァージニア】
ひのきに近い落ち着いた木の香りです。単体でも良い香りですが、レモングラスとブレンドすると爽やかさの中に深みが加わってとても良いアクセントになります。衣類の消臭スプレーとしてレモングラスと合わせて使うのがお気に入りです。
【おすすめのブレンドレシピ】
- 衣類の消臭スプレー:レモングラス3滴+シダーウッド2滴+無水エタノール10ml+精製水90ml
- おしゃれな香りのルームスプレー:ジュニパーベリー2滴+ベルガモット2滴+シダーウッド1滴
- 華やかなブレンド:ジャスミン2滴+ローズ1滴+グレープフルーツ2滴
💡 ブレンドは香りのバランスを見ながら少しずつ調整してみてください。正解はなく、自分が好きな香りを見つけるのがアロマの楽しみのひとつです。
使い方いろいろ
アロマオイルの使い方はいろいろあります。我が家で実際に活用している方法をまとめてご紹介します。
【芳香浴】
ディフューザーやアロマストーンに精油を垂らして香りを楽しむ基本の使い方です。ディフューザーは水と一緒に使うタイプが多く、部屋全体に香りが広がります。アロマストーンは電気不要で手軽に使えるのが魅力です。
【ルームスプレー・消臭スプレー】
無水エタノール10mlに精油を5〜10滴加えてよく混ぜ、精製水90mlを加えて完成です。トイレ・玄関・寝室など場所に合わせた精油を選んで使い分けています。
【マッサージオイル】
ホホバオイルやアーモンドオイルなどのキャリアオイルで精油を希釈して使います。濃度は1〜2%が目安です。お風呂上がりのボディケアに取り入れるのがおすすめです。
【手作りバーム】
ミツロウ・ホホバオイル・ワセリンなどと混ぜて手作りバームを作ることが出来ます。濃度は1〜2%以下を守ってください。天然成分でスキンケア、自然の香りの練り香水として使えます。
【化粧品への添加】
無香料のハンドクリームや化粧水に少量混ぜて使います。濃度は1〜2%以下を守ってください。ジャスミンやローズをハンドクリームに混ぜるのが特にお気に入りです。
【全身欲・半身浴】
無水エタノール5mlと精油数滴を混ぜたものを浴槽に入れて良くかき混ぜてから入浴します。バスソルトや重曹と合わせると発汗作用や美肌作用も期待できておすすめです。
【簡単芳香浴】
コットンに精油を1〜2滴垂らして枕元に置くだけでも十分香ります。ディフューザーがなくても手軽に始められる方法です。
品質の良いアロマオイルの選び方
アロマオイルはさまざまなメーカーから販売されていて、品質もさまざまです。安心して使えるものを選ぶために、以下の基準を参考にしてみてください。
【選ぶときのポイント】
- 「100%ピュアエッセンシャルオイル」と明記されている
- ラベルに「学名」「抽出部位」「抽出法」「原産国」の記載がある
- 遮光性のガラス瓶に入っている
- 極端に安いものは成分・品質を確認して、不明点があれば購入を避ける

【信頼できるブランドの目安】
公益社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)の認定精油を扱っているショップやブランドは品質の信頼度が高いです。ネットでたくさんの商品が出てきて迷ったときの一つの基準になります。
【店舗で買う場合】
無印良品や生活の木は店舗で実際に香りを試せるので、初めての精油選びにおすすめです。品質が安定していて安心して使えます。ただし価格はやや高めなので、気に入った香りが見つかったらオンラインショップで購入するのもひとつの方法です。ただしメーカーによって香りが微妙に異なることがあるので、オンラインで購入する場合はその点を念頭に置いておくと安心です。
私がよく利用するオンラインショップ
エッセンシャルオイルをオンラインで購入する場合、私は主に以下の2つのショップを利用しています。どちらもAEAJ認定精油を扱っていてリーズナブルなので、コスパよく品質の良い精油を手に入れられます。
①インセントオンラインショップ
エッセンシャルオイルの他におしゃれなディフューザーやブレンドオイルなどの基材も種類豊富に揃っているオンラインショップです。
②イーズアロマショップ
全体的にお手頃価格で、少量から試せる初心者向けセットや、量と種類を選べるお得なまとめ買いセットがあります。精油を試してみたいけど何から始めればいいかわからない方にもおすすめです。
まとめ
アロマオイルのある暮らし、いかがでしたか?
精油は種類が多くて最初はどれを選べば良いか迷うかもしれませんが、まずは自分が好きな香りのものを一つ試してみるのが一番です。使いながら少しずつ種類を増やしていくと、自然と自分だけのコレクションができていきますよ。
目的別に選ぶならこんな基準がおすすめです。
- まず試すなら:ラベンダー(万能で使いやすい)
- リフレッシュしたい:レモングラス・グレープフルーツ・ベルガモット
- リラックス・睡眠に:ラベンダー・ゼラニウム・クラリセージ
- 消臭・抗菌に:ティートゥリー・ユーカリ・ペパーミント
- ブレンドを楽しむ:ジュニパーベリー・シダーウッドヴァージニア
天然の香りが暮らしに加わるだけで、日常がぐっと豊かになります。ぜひお気に入りの一本を見つけてみてください。
次回はハーブ・アロマをもっと楽しむためのおすすめ本についてご紹介予定です。お楽しみに!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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