エアコンを自分で本格洗浄。プロ仕様の道具で業者並みの仕上がりにする方法

「エアコンのお掃除機能付きなら、掃除しなくていいって聞いたのに…」

引越し当初、そう思っていた私が毎年本格洗浄をするようになったのには理由があります。

お掃除機能付きエアコンでも、実はフィルター以外の部分(熱交換器やシロッコファン)は自動では掃除されません。放っておくとカビが繁殖して、部屋中に胞子をまき散らしている可能性も…。

この記事では、プロ仕様の道具を使って自分でエアコンを本格洗浄する方法を、実体験をもとに紹介します。業者に頼むか自分でやるか迷っている方にも、判断の参考になれば嬉しいです。

自分で洗浄する?業者に頼む?メリット・デメリット比較

エアコンのセルフ掃除、メリットデメリット

まず結論から言うと、どちらが正解かは人によって違います。我が家の経験をもとに、正直にまとめてみました。

自分で洗浄するメリット
・業者費用(1台1万円〜2万円)が節約できる
・自分のタイミングでできる
・道具があれば毎年コストほぼゼロ
・やり切った達成感がある

自分で洗浄するデメリット
・故障のリスクがある(特にお掃除機能付きは要注意)
・体力的にきつい、時間もかかる
・準備・片付けが大変

業者に頼むメリット
・安心・確実
・時間と体力が節約できる
・保証がある場合も

業者に頼むデメリット
・費用がかかる(1台1万円〜2万円程度)
・予約が必要、日程調整が手間

我が家はお掃除機能付きエアコンのため、自己責任で慎重に行っています。故障リスクが気になる方は業者への依頼をおすすめします。

必要な道具と費用まとめ

私が実際に使っている主な道具はこの5つです。初期投資はかかりますが、毎年使えるので長期的にはかなりお得です。

①エアコン洗浄剤
純閃堂の「エアリセッター」は20倍希釈できる高濃度タイプ。1kgあれば数年分使えます。市販のスプレー式と違って洗浄力が高く、プロも使用するほどの実力派です。

本格エアコン洗浄剤・エアリセッター

エアリセッターはこちら」

②エアコン洗浄カバー
洗浄時の汚水が飛び散らないようにエアコンを覆うカバーです。KB-8016は業務用・日本製で耐久性があり、繰り返し使えます。

エアコン洗浄カバー(KB-8016)はこちら」

③蓄圧式噴霧器
工進のHS-401Eはタンク4Lで、洗浄剤の噴霧とすすぎの両方に使えます。高圧洗浄機より扱いやすく、エアコン洗浄に最適です。

蓄圧式噴霧器

蓄圧式噴霧器(HS-401E)はこちら」

④脚立
エアコン上部までしっかり確認しながら作業するには、安定した脚立が必須です。椅子や踏み台より体への負担が少なく、安全に作業できます。高さはエアコン上部に手が届く程度のものを選びましょう。

⑤バケツ
洗浄カバーを伝って流れ落ちる汚れた洗浄液を受け止めるために使います。容量は大きめのものが安心です。

※脚立・バケツはホームセンターで購入できます。すでにお持ちの方はそのままご使用ください。

初期費用の目安:約1万円前後(脚立・バケツを別途お持ちでない場合はプラス数千円)
業者1回分の費用で道具が揃い、毎年使えます。2台持ちの我が家では数年で十分元が取れました。

実際の洗浄手順を写真つきで解説

エアコン洗浄液に表記された注意書きをまとめたものです⇩

⚠️ 作業前に必ずご確認ください
・必ず電源を切りプラグを抜いてから作業する
・換気をよくした状態で行う
・ゴム手袋・マスク・保護眼鏡を着用する
・洗浄剤は必ず10〜20倍に希釈して使用する
・電装部分に液剤がかからないよう十分に養生する
・使用箇所以外に液剤が付着した場合はすぐに拭き取る
・体調がすぐれない方・心臓病・呼吸器疾患のある方は使用を控える
・作業はすべて自己責任で行ってください

実際にかかる時間は合計約2〜3時間です。初めての方は余裕を持って半日確保することをおすすめします。

【準備①】本体カバー・フィルターを取り外す 約10分
エアコンの本体カバーを外し、フィルターやパーツを取り外します。取り外したフィルターなど手洗いできるパーツ類はこの後すぐに洗います。

【準備②】フィルター・パーツの洗浄 約15〜20分
取り外したフィルターは水洗いまたは漬け置きで汚れを落とします。洗い終わったら乾燥させておきます。(洗浄作業中に乾かしておくと時間短縮になります)

エアコンパーツ漬け置きの様子

【準備③】養生・カバーがけ 約20分
脚立を設置し、エアコン周りを養生します。洗浄カバーをエアコンにかけ、汚水を受けるバケツをセットします。お掃除機能付きの場合は機械部分をビニールでしっかり養生してください。

エアコン洗浄カバーと脚立・バケツを設置した様子
エアコン洗浄カバーと脚立・バケツを設置した様子

【洗浄剤の噴霧】約20分
噴霧器に希釈した洗浄剤を入れ、熱交換器とシロッコファンに満遍なく噴霧します。水ではなくぬるま湯で希釈すると汚れが浮きやすいです。

シロッコファンの奥から流れてきた汚れ

【放置】約20分
洗浄剤が汚れを浮かせるまで待ちます。この間にひと休みできます。

【こすり洗い】約10〜20分
浮いてきた汚れをスティックなどで軽くこすります。汚れ具合によって時間が変わります。

このスティックは100均やホームセンターで手に入ります。

100均のお掃除スティック
お掃除スティックでシロッコファンのすきまの掃除

【すすぎ】約20分
噴霧器にきれいな水を入れ替えて、洗浄剤をしっかり洗い流します。

バケツにたまったエアコンの汚れ

【乾燥】約1時間
暖房を運転させて内部を乾燥させます。最初の数分は内部に残った汚れが外に飛んでくるので注意が必要です。弱風から徐々に強くしていくのがおすすめです。

【最後】パーツを戻す 約10分
乾燥が終わったらフィルターや本体カバーを元に戻す。

【片付け】約20〜30分
道具を洗って干し、養生を外して完了です。

お掃除機能付きエアコンは要注意!自己責任で慎重に

引越し当初、業者さんに「お掃除機能付きなら半永久的に掃除しなくていい」と言われて購入した我が家のエアコン。しかし実際は違いました。

お掃除機能付きでも掃除は必要です。フィルターのほこりを自動で除去してくれる機能はありますが、熱交換器やシロッコファンの汚れやカビまでは取り除けません。

さらに後から知ったのが、お掃除機能付きは構造が複雑で自分で洗浄すると故障リスクが高いという事実。購入時にもっとよく調べればよかったと今でも思います。

我が家では以下の点に注意しながら自己責任で行っています。

・機械部分(モーターや基板)をビニールでしっかり養生する
・水が入らないよう噴霧の向きに注意する
・乾燥を十分に行ってから電源を入れる

故障が心配な方は迷わず業者へお願いすることをおすすめします。自分で行う場合はあくまで自己責任でお願いします。

どうせ買うなら掃除しやすいエアコンを選ぼう

昨年、我が家のエアコン1台が経年劣化で故障し買い替えることになりました。

(購入して4~5年経ったくらいから毎年本格的に内部洗浄をしていましたが、その後7年近く問題なく稼働してくれたので、セルフクリーニングが原因ではなく経年劣化かなと思っています。)

そして、買い替える時に重視したのが「自分で掃除しやすいかどうか」です。

以前の失敗を踏まえて今回選んだのが、三菱電機の霧ヶ峰シリーズ。選んだ理由はこちらです。

・パーツが細かく分解できて洗いやすい
・お掃除機能なしのシンプルな構造
・洗浄後の乾燥がしやすい設計

実際に使ってみて、前のエアコンと比べて格段に掃除がしやすくなりました。自分で掃除したい派の方には本当におすすめです。


三菱ルームエアコンのページはコチラ

エアコンを新しく買う予定がある方へ
「掃除のしやすさ」を購入基準の一つに加えることを強くおすすめします。長く使うものだからこそ、メンテナンス性は重要なポイントです。

まとめ:エアコン洗浄は自分でできる!ただし無理は禁物

今回はエアコンの本格洗浄を自分で行う方法をご紹介しました。最後に要点をまとめます。

・お掃除機能付きエアコンでも定期的な洗浄は必要
・プロ仕様の道具を揃えれば自分でも本格洗浄できる
・初期費用約1万円で毎年業者費用(1〜2万円)が節約できる
・お掃除機能付きは故障リスクがあるため慎重に
・どうせ買い替えるなら掃除しやすいモデルを選ぶのがおすすめ

「自分でやってみたい!」という方の参考に少しでもなれば嬉しいです。
わからないことや不安なことがあればお気軽にコメントやお問い合わせからどうぞ。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUT US
あるぱか
外食より手作り、業者より自分で。お金をかけずに「できた!」を積み重ねる暮らしの記録です。料理・DIY・ハンドメイド・家電メンテなど、素人目線でやってみたことをそのまま書いています。