【梅コーラの仕込みから1週間、飲み頃になりました】
先日仕込んだ梅コーラがちょうど1週間経ったので、飲み比べてみました!
仕込み時から「丸ごとvs刻む」で仕上がりがどう変わるか気になっていたのですが、予想していたのとは違う結果になってとても面白い発見ができたので、よかったらレポートをご覧ください♪
仕込みの記事はこちらです。⇩
目次
シロップの見た目・テクスチャーの違い

1週間経った瓶、左が梅丸ごとで右が刻んで漬けた方です。写真だとわかりにくいのですがそれぞれ見た目からすでに違いが出ています。
丸ごとの方は透明感のある琥珀色、質感は比較的サラッとしたシロップです。
刻んだ方は果肉も溶け出しているため濁った色でドロッとした質感になっていました。(数日前から冷蔵庫保管に切り替えたので、瓶が結露しているのと、仕込み二日目に味見をしたので少しだけ量が減っています。)
コップに注ぐと、丸ごとの方はグラスの底が見えますが刻んだ方はぼんやりして底はほぼ見えません。

コップに入れて炭酸を注ぐと、刻んだタイプはビールのようにしっかり泡立ちました。果肉成分が炭酸の泡立ちを促すためだと思われます。見た目からすでに個性が出ていて、飲み比べへの期待が高まりました。

飲み比べた結果(味の違い)
いよいよ本題の飲み比べです。同じ量のシロップを炭酸水で割って、家族みんなで飲み比べてみました。
【丸ごと梅】
甘みが強く、梅らしい華やかな風味が感じられました。飲んだ瞬間に「あ、梅だ!」とわかる香りの豊かさがあります。すっきりとした後味で、飲みやすいのが特徴です。
【刻み梅】
酸味が強く、キリッとした味わいです。炭酸を注いだときのビールのような泡立ちも見た目に楽しいです。夫や娘たちにはこちらの方が好評でした。
【意外だったこと】
刻んだ方が果肉からエキスがたくさん出るので梅感が強くなると思っていましたが、実際は逆でした。丸ごとの方が梅らしい風味を強く感じました。刻んだ方は酸味が前に出すぎて、香りが少し埋もれてしまった印象です。
私は飲んだ瞬間に丸ごとの方が好みだとわかりました。ただ家族には刻んだ方が好評だったので、好みが分かれる結果になりました。
なぜ味が違うのか?
飲み比べてみて味の違いが想像想像以上だったので、なぜこんなに差が出るのか調べてみました。
【丸ごとの方が梅らしい香りが強い理由】
梅の皮がゆっくりとエキスを放出するため、梅本来の香り成分(ベンズアルデヒド)がじっくりと時間をかけてシロップに溶け出します。果肉が溶け出さない分、砂糖の甘さが際立ちやすく、華やかな香りが残りやすいのです。
【刻んだ方が酸味が強い理由】
果肉が直接シロップに触れることで、梅の酸味の主成分であるクエン酸が大量に溶け出します。そのため酸味が強くなります。同時に果肉も溶けてシロップがドロッとした質感になり、炭酸を注いだときに泡立ちやすくなります。
【梅感が逆転した理由】
「梅らしさ」と感じる風味は、実は香り成分によるところが大きいです。刻むと酸味が前面に出すぎて香りが埋もれてしまうため、丸ごとの方が香りが際立って「梅っぽい」と感じやすくなるようです。
同時に仕込んで比較したからこそ気づけた発見でした。時間差で作っていたらここまで大きな違いには気づけなかったかもしれません。
保存性を高めるために加熱します
この後、それぞれの瓶の中身をざるで濾して鍋にいれ、あくを取りながら軽く煮て別の清潔な瓶に入れました。加熱することで保存期間がぐっと伸びます。
お酒やお酢の空き瓶をとっておくと場所を取らずに保管できるし注ぎやすいので便利です。また、細口の瓶に注ぐときはじょうごを使うのがおすすめです。
この作業をしていて、もう一つ意外な発見がありました。
出来上がり量が逆転していた!
最終的に出来上がった量がかなり違っていたことに驚きました。正確に測っていないのですが、梅丸ごとの方は約500ml、刻んだ方は約300mlぐらいになっていたのです。
その前でそれぞれ味見をしていたので、その分を戻したとして考えても梅丸ごとは約600ml、刻んだ方は約400mlの出来上がり量になっていたと思います。
刻んだ方が果肉から水分がたくさん出るので出来上がり量が多いだろうと思っていたのですが、実際は丸ごとの方がはるかに多くシロップができていました。刻んだ方はドロドロした果肉部分がザルで濾しきれなかった分、出来上がり量が少なくなったようです。
見た目の量とシロップとして使える量は別物なんですね。(刻んだ方も布巾などでギュッと絞ったりしたらもう少し量がとれていたかもしれませんが…)
スパイスについて

今回の梅コーラにはシナモン・スターアニス・クローブ・カルダモン・ブラックペッパーを使いました。スパイスを入れることでただの梅シロップではない、クラフトコーラらしい奥深い風味になります。
各スパイスの役割
- シナモン:甘くスパイシーな香りでコーラらしさを演出する主役
- スターアニス:独特の甘い香りがエキゾチックな風味をプラス
- クローブ:刺激的でスパイシーな香りが全体を引き締める
- カルダモン:爽やかで清涼感のある香りがアクセントに
- ブラックペッパー:ピリッとした辛みが後味にメリハリをつける
💡 シナモンとスターアニスは甘い香りが強く出やすいので、初めて作る方は少なめから試してみてください。
スパイスはまとめ買いしておくと次回すぐ作れて便利です。
また、スパイスを常備しておくとクラフトコーラの他に自家製チャイやスパイスカレーなども気軽に作ることができます。
スパイスは種類によって消化促進・免疫力サポート・抗酸化作用・リラックス作用など、いろいろと体に嬉しい効能も期待できるので、日々の生活に積極的に取り入れています。スパイスを使ったレシピも今後公開予定なのでおたのしみに。
まとめ・次回作るならどっち?

梅コーラ飲み比べレポート、いかがでしたか?
同時に2種類作って比較したことで、予想外の発見がたくさんありました。まとめるとこんな結果になりました。
| 丸ごと | 刻む | |
| 香り・風味 | 梅らしい華やかな香りが強い | 酸味が前に出て香りが埋もれがち |
| 味わい | 甘みが強くすっきり | 酸味が強くキリッとした味 |
| シロップの質感 | サラッとクリア | ドロッとして濁りあり |
| 出来上がり量 | 多め(当初の推定量) | 濾しきれない分少なめ |
| 我が家の評価 | 梅好きの私のお気に入り | 夫・娘たちに好評 |
次回作るなら?
私は梅丸ごとで作りたいと思っています。時間はかかりますが、梅らしい華やかな香りと甘みのバランスが気に入りました。ただ家族には刻んだ方が好評だったので、好みが分かれる結果に。どちらが正解というわけではなく、本当に好みによります。
どちらかと言うと家族の中では私は「梅好き」の方なので、同じように梅好きで梅感を感じたい方、せっかく梅を買って作るならやはり丸ごとがいいなと思います。
梅が手に入る季節は限られているので、来年もぜひ作ってみようと思います。今度は最初から丸ごとで大量に仕込む予定です!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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