
ふと「イチジクを使ったタルトが食べたい」と思い立って作ったのがこのレシピです。
ナッツの香ばしさとざくざく感、ドライイチジクの甘みとプチプチ食感が、バターたっぷりのクレームダマンドと合わさって、焼き上がりの香りだけでもうたまりません。見た目も華やかで、手土産やちょっとしたおもてなしにもぴったりです。
工程はいくつかありますが、一つひとつは難しくありません。タルト生地を多めに作って冷凍しておくと、次回思い立ったときにすぐ作れるのでおすすめですよ。

材料(18cm タルト型1台分)
【タルト生地】
- 薄力粉 150g
- バター 75g(冷たいもの)
- 砂糖 50g
- 卵黄 1個
- 塩 ひとつまみ
【クレームダマンド】
- バター 90g(室温)
- 砂糖 90g
- 卵 90g(約2個分)
- アーモンドプードル 90g
【トッピング】
- お好みのナッツ 適量(くるみ・アーモンド・カシューナッツなど)
- ドライイチジク 4〜6個(お好みの量)
- シロップ(水と砂糖を同量で煮溶かしたもの) 適量
【仕上げ】
- アプリコットジャム 適量
- お湯 少量
作り方

【下準備】
バターは冷たいまま1cm角に切っておきます。クレームダマンド用のバターは室温に戻しておきます。ドライイチジクはシロップに浸けて30分以上戻しておきます。
【タルト生地を作る】
薄力粉・砂糖・塩をボウルに合わせ、冷たいバターを加えてカードまたは指先でポロポロとした状態になるまで混ぜます。卵黄を加えてひとまとめにし、ラップに包んで冷蔵庫で30分休ませます。
💡 タルト生地は多めに作って冷凍保存しておくと便利です。次回思い立ったときにすぐ使えますよ。
【タルト生地を焼く(下焼き)】
冷蔵庫から出した生地を型に敷き込み、フォークで全体に穴を開けます。タルトストーンまたはお米をクッキングシートを敷いた生地の上に敷いて、160℃のオーブンで15分下焼きします。

【クレームダマンドを作る】
室温に戻したバターと砂糖を白っぽくなるまで混ぜ、溶き卵を少しずつ加えてよく混ぜます。アーモンドプードルを加えてさっくりと混ぜ合わせます。(お好みでバニラエッセンスやラム酒を少々加えて風味づけするとより本格的になります。)
※それぞれの分量を90gに設定しましたが、卵2個分のグラムに合わせて他の材料(バター・砂糖・アーモンドプードル)も同量にする形でも良いです。また、クレームダマンドは少し多めに出来上がるので、余った場合の活用法を記事の最後に書いておきますね。
【組み立てて焼く】
下焼きしたタルト生地にクレームダマンドを絞り出し、シロップで戻したドライイチジクとナッツをちりばめます。170℃のオーブンで約30分焼きます。
※オーブンによって焼き具合が異なります。表面がきつね色になってきたら焼き上がりのサインです。様子を見ながら調整してください。
【仕上げ】
冷めたらアプリコットジャムを少量のお湯で溶いたものを表面に薄く塗ります。つやが出て一気に本格的な仕上がりになりますよ。
💡 ナパージュを塗ることで見た目が格段にきれいになるだけでなく、乾燥を防いでしっとりした状態を長く保てます。ひと手間ですが、ぜひ試してみてください。
上記のような市販のナパージュを使ったり、ゼラチンと砂糖と水でナパージュを手作りする方法もありますが、手に入りづらかったり手間がかかるので、私は大抵ジャムを使っています。
アプリコットジャムが定番ですが、りんごジャムや桃ジャムなど色の薄いジャムでも代用できます。色の濃いジャムは仕上がりの見た目に影響するので避けた方が無難です。
アレンジ・代用について
米粉で作るグルテンフリーバージョン
薄力粉を同量の米粉に置き換えることができます。グルテンフリーで作りたい方にもおすすめです。米粉はグルテンがないため生地がまとまりにくいので、卵黄を1個から2個に増やすとまとまりやすくなります。焼き上がりはより軽くサクサクとした食感になりますよ。
卵白が余ってしまう問題を解決する裏ワザ
タルト生地に卵黄だけ使うと卵白が余ってしまいますよね。そんな時は全卵1個・他の材料を倍量にして生地を多めに作り、半分を冷凍保存しておくのがおすすめです。次回使いたいときは冷蔵庫で自然解凍するだけなので、思い立ったときにすぐ作れます。
また余った卵白の使い道として、雲パンを作るのもおすすめです。卵白と片栗粉と砂糖さえあれば、ふわふわで可愛い見た目の雲パンが作れますよ。雲パンのレシピはまた別の記事でご紹介しようと思います。

作ってみての感想・こだわりポイント

タルト自体は良く作りますが、今回ふと思い立ってドライイチジクを使ってみましたがとても美味しくできました。
ドライイチジクはそのまま食べると少し独特の風味がありますが、シロップで戻してクレームダマンドと一緒に焼くと甘さがやわらかくなってナッツとの相性が抜群です。焼いている途中からバターとアーモンドの香りが部屋中に広がって、それだけでもう幸せな気分になります。
ナパージュを塗った瞬間に一気にお店のケーキみたいな見た目になるのも嬉しいポイントです。工程は少し多めですが、一つひとつは難しくないので、お菓子作りに慣れてきた方にはぜひ挑戦してほしいレシピです。
アーモンドプードルについて
クレームダマンドに欠かせないアーモンドプードルですが、少量だと割高になりがちです。わが家では大容量のものをまとめ買いして、冷凍保存しながら使っています。風味が落ちにくく長持ちするのでおすすめですよ。
使用したもの
今回使用したタルト型はこちらです。底が取り外せるタイプを使うと、焼き上がりをきれいに取り出せます。
タルトストーンはこちらを使っています。繰り返し使えるので一つ持っておくと便利です。お米で代用することもできますよ。
まとめ
ナッツとドライイチジクのタルト、いかがでしたでしょうか。
手順はいくつかありますが、一つひとつは難しくありません。タルト生地を多めに作って冷凍ストックしておくと思い立ったときにすぐ作れるのでおすすめです。
ポイントを3つにまとめました。
グルテンフリーで作りたい方は薄力粉を米粉に置き換えてみてください。
余ったクレームダマンドはパンに薄く塗ってトーストするのもおすすめです。アーモンド風味のリッチなトーストが楽しめますよ。生卵が入っているので必ずしっかり加熱してください。冷蔵保存の場合は2〜3日以内に使い切りましょう。
卵白が余ったら、雲パン作りにもぜひ活用してみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!






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