ずっと作りたかったあのキャラケーキをついに…!

子どもの頃から映画の「トイ・ストーリー」シリーズが大好きで、ずっとキャラを描いたケーキを作りたいと思っていました。新作映画「トイ・ストーリー5」の公開を記念して、ついに念願の「トイ・ストーリーケーキ」を作ることができました!
キャラクターをチョコペンで描いてケーキに飾る「キャラチョコ」のデコレーション。手間はかかりますが、完成したときの達成感と娘たちの喜ぶ顔がたまらなくて、毎年家族の誕生日ケーキもほとんどこのスタイルで作ってきました。
今回は初めてキャラチョコに挑戦してみたい方向けに、手順とコツをまとめてご紹介します。
必要な材料・道具
【チョコペンアート用】
- チョコペン(ブラック・ホワイト・使いたいカラー)
- ホワイトチョコレート(背面のコーティング用)
- 下絵(印刷したもの)
- シリコンマット(100均で購入可)
- ステンレストレー(100均で購入可)
- 爪楊枝または竹串
- 小さなジッパーバッグ(即席チョコペン用)

【ケーキ用】
- スポンジケーキ(市販または手作り)
- シロップ(ケーキに塗る用)適量
- 生クリーム(乳脂肪40%以上推奨)400ml~
- 砂糖(生クリーム200mlに対して大さじ1程度)
- 食用色素(青・白など)
💡 チョコペンは百均で使いたい色を揃えるのが手軽でおすすめです。最近は天然色素を使ったカラーのものも多く出ています。フードカラーでホワイトチョコに色をつける方法もありますが、必ず油性のものを使ってください。水性だとチョコが固まらなくなってしまいます。
私は以前こちらを使っていました。
💡 シリコンマットは何年か前に100均のクラフトコーナーにあったレジン用のものを買ってしっかり洗ってから使い始めました。食品用ではないものを使うのに抵抗がある方は、製菓用のシリコンマットをカットして使うのも良いと思います。クッキングシートやカットしたビニール袋等で代用もできますが、絵を描いている途中にズレやすいのでシリコンマットが一番おすすめです。
キャラチョコの作り方
【下絵を準備する】
描きたいキャラクターの絵をプリントします。このとき左右反転させた絵を印刷してください。シリコンマットの上から描いて剥がすと絵が反転するので、文字が含まれるデザインは特に注意が必要です。
【トレーにセットする】
ステンレストレーの上に下絵を置き、その上にシリコンマットを敷きます。マットに薄く油を塗っておくとチョコが剥がしやすくなります。

【輪郭をチョコペンで描く】
チョコペンをお湯につけて溶かし、下絵をなぞるように輪郭を描きます。まず黒(またはダークカラー)で輪郭を描いて冷蔵庫で固めてから色を塗ると仕上がりがきれいになります。
💡 小さなジッパーバッグにチョコを入れて湯煎で溶かすと、即席チョコペンとして使えます。大量に色を使いたい場合に便利です。チョコペンの線が太すぎる場合は小皿に出して爪楊枝を使って線を書くのもおすすめです。少し根気がいりますが、より完成度が高くなります。



【色を塗る】
輪郭が固まったら各パーツを色ごとに塗り分けていきます。細かい部分から塗り始めて、その都度冷蔵庫で固めながら進めると色が混ざらずきれいに仕上がります。
【背面をホワイトチョコでコーティングする】
全ての色が塗り終わったら、背面全体を溶かしたホワイトチョコでコーティングします。このとき竹串や爪楊枝を埋め込んでおくと、後でケーキに刺しやすくなります。


【冷蔵庫で固める】
完全に固まるまで冷蔵庫に入れておきます。固まったらシリコンマットからそっと剥がして完成です。
ケーキのデコレーション(青空&雲バージョン)
【スポンジケーキを準備する】
市販のスポンジケーキでも手作りでもOKです。私は前日に焼いておきました。「失敗しにくい米粉のジェノワーズ(スポンジケーキ)」のレシピ記事も今度書きたいと思います。
【ケーキにシロップを塗る】
ケーキに生クリームを塗る前に刷毛やスプーンでシロップを全体に塗ります。このひと手間をかける事でクリームも塗りやすくなりますし、スポンジのパサつきを防いで口当たりが断然よくなります。
シロップは砂糖(40g)と水(100㏄)を耐熱容器に入れて電子レンジで砂糖が溶けるまで軽く煮立たせれば完成です。お好みで洋酒を小さじ1杯入れると風味がよくなります。冷ましたシロップをケーキの表面がしっとりする程度(カットした場合は断面にも)に塗ります。
【生クリームを泡立てる】
生クリームは乳脂肪40%以上のものがおすすめです。脂肪分が高い方がダレにくく、デコレーションがしやすくなります。先に生クリーム約100mlと砂糖小さじ1強をしっかり目に泡立てて、丸い口金をセットした絞り袋に入れて冷蔵庫で冷やしておきます。(雲のデコレーション用)
同じボウルに生クリーム300mlと砂糖大さじ1.5弱を入れて8分立てにします。
【ベースのクリームを塗る】
今回は水色のクリームをベースにしました。白い生クリームに青の食用色素を少量加えて混ぜると水色になります。色素は少しずつ加えながら好みの色に調整してください。スパチュラやパレットナイフでケーキ全体に塗り広げます。
【雲を描く】
白い生クリームを絞り袋に入れて、ケーキの側面と上面にふわふわの雲を描きます。でこぼこが気になる場合は温めたスプーンの背で軽くのばすと綺麗に仕上がります。
【キャラチョコを飾る】
固めておいたキャラチョコをケーキに刺して完成です。竹串が土台になって安定して立ちます。
💡 生クリームは作業中に温度が上がるとダレやすくなります。デコレーション中はこまめに冷蔵庫で冷やしながら作業するとやりやすいです。
💡 ケーキの間にフルーツなどを挟む場合はスポンジをスライスして着色をする前の白いクリームとフルーツを挟んでから、全体に着色したクリームを塗ると、カットしたときの断面が美味しそうに見えますよ。
作ってみての感想・コツと注意点


キャラチョコは定期的に作っていますが、一度取り掛かるといつも楽しくて時間を忘れて作業してしまいます。細かい作業が好きな方には特におすすめのデコレーション方法です。
やってみてよかったこと
チョコペンで使いたいカラーを買いそろえておくと色塗りが楽です。ホワイトチョコにフードカラーで着色するのは長期的にはコスパ良いですが、色の分だけ器が必要だったり手間がかかります。チョコペンも最低限の色だけを用意して、絵の具のようにミックスすることで(赤と青で紫、赤と白でピンクなど)色を増やすことも出来ます。また、シリコンマットからチョコを剥がすときにたまに一部がくっついて剝がれにくくなってしまうことがあるのですが、マットに油を薄く塗っておくとかなりスムーズに剥がせるので良かったです。
苦労したこと
毎度のことながら最初の輪郭をなぞる時の細かい部分の線を描くのが一番大変でした。特に顔のパーツなど、繊細な場所は爪楊枝にとって少しずつなぞるのですが、時間がかかるので複数のキャラを作るときは根気がいります。色が複雑なキャラの場合も用意する色や塗分けの工程が多くなるので、こだわればこだわるほど大変になります。楽しんでやれるのが一番なので、この辺はある程度妥協して簡易的に仕上げるのも一つの手です。
やっておけばよかったこと
最後に背面をホワイトチョコでコーティングする作業でチョコの量をケチってしまったので剥がすときに折れてしまいそうになりヒヤヒヤしました。
ホワイトチョコの厚みが足りない部分に余ったグリーンのチョコを使用したために、白い部分の後ろにグリーンが透けてしまう箇所ができてしまったのが心残りです。白をもう少し多めに溶かしておけばよかったです。また輪郭の線ももう少し丁寧に太めに書いていたら一部欠けてしまうことはなかったかな…などと反省点もありますが、完璧を求めたらキリがないので、今回もこれで十分成功だったと思うことにします。
コツまとめ
・シリコンマットに薄く油を塗っておく
・しっかりした線で輪郭を先に描いて固めてから色を塗る
・下絵は必ず左右反転させる
・背面コーティングはたっぷりと、竹串はこのときに埋め込む
・生クリームは乳脂肪40%以上を使う
過去に作ったキャラケーキたち
毎年娘たちの誕生日にほぼキャラケーキを作り続けてきました。今回のキャラチョコスタイルにたどり着くまでに、いろいろな方法を試してきた歴史があります。
最初は簡単なユニコーンの絵、ディズニーキャラクター・鬼滅の刃・ゲームのキャラクター・すみっこぐらし・ちいかわなど、娘たちのそのときのお気に入りに合わせて毎年違うキャラクターに挑戦してきました。その一部をご紹介します。

毎年「今年は何にする?」と娘たちに聞くのが楽しみのひとつになっています。リクエストに応えながら自分も楽しめるので、ずっと続けて行けたらいいなと思っています。
まとめ

キャラチョコのデコレーションケーキ、いかがでしたか?
手間はかかりますが、完成したときの達成感と喜んでもらえたときの嬉しさはひとしおです。絵が得意でなくても下絵をなぞるだけなので、チョコペンさえあれば誰でも挑戦できます。
ポイントをまとめるとこの4つです。
• シリコンマットに薄く油を塗って使うと剥がしやすい
• 輪郭を先に固めてから色を塗ると仕上がりがきれいになる
• 下絵は必ず左右反転させる(文字が含まれる場合は特に注意)
• 背面コーティングのホワイトチョコはたっぷりと使う
• 生クリームは乳脂肪40%以上を使うとダレにくい
誕生日や記念日のケーキをもっと特別にしたい方にぜひ挑戦してほしいデコレーション方法です。時間と手間をかけた分、喜んでもらえたときの達成感は格別ですよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
手作りお菓子のカテゴリーはこちら↓













